ロゴはお店の顔です

「ロゴはあった方がいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。

個人商店でロゴがなくて困ることはないかもしれませんが、
ロゴがあることで「あ、あのお店!」と認知してもらうことは、
とても大きなメリットなります。

ロゴやキャラクターはお店の顔です。
他店との「差別化」の第一歩です。

脳の働きで、「感情」や「直感」は「右脳」がつかさどっています。
右脳は、図柄などを記憶にとどめる働きがあり、長期間記憶に残ります。
ロゴがある方が、必然的に覚えてもらいやすくなります。

日本のロゴ―企業・美術館・博物館・老舗

こちらに本には、誰もが知っているロゴが
たくさん掲載されていますが、

昭和31年に南極観測隊に供給することになったガム、
その時に生まれた「クールミント」のデザインです。
当時の価格は20円だったようです。

クールミントの歴史

デザインは「Cool」の「C」が三日月なのは今も変わりませんね。
ペンギンのデザインは年代を経て変化はありますが、
一目で「クールミント」と誰もがわかるロゴ。

クールミントの歴史

60年もの間、こうやって日本の誰もが知っている商品でありつづけること、
素晴らしいデザインだと思います。

 

シンボルマークとロゴタイプ

「ロゴ」は、大きくわけて二つあります。

・シンボルマーク:マーク

・ロゴタイプ:会社名のオリジナル文字

◎シンボルマーク

資生堂ロゴ

マークを見るだけで「!」ピンと来ますよね。

◎ロゴタイプ

和文ロゴタイプ

資生堂ロゴ

 

欧文ロゴタイプ

資生堂ロゴ

*書籍「日本のロゴ」より

 

資生堂のロゴは、シンボルマークもロゴタイプも日本人なら目にしたことがあるはず。
ロゴタイプは、読むまでもなくシルエットで認識できますよね。

「資生堂企業資料館」(静岡県掛川市)
常設展示で創業からのロゴの変遷やパッケージデザインを見学できるようです。
https://www.shiseidogroup.jp/corporate-museum/exhibit/ordinarily.html

 

ロゴの作り方

ロゴはシンプルで、認識しやすく、
メッセージを効果的に伝える必要があります。

 

ロゴの考え方

・業種別

・テーマ(コンセプト)

・対象者の年齢と性別

・使用範囲

業種別とは、

介護系などの業種であれば、人の優しさが表現できればいいと思いますが、
かっこよさを求めてとがった印象だと伝わりにくくなります。

コンセプトは、何をしている会社(お店)か、
どういう想いでやっている会社(お店)かをイメージで伝えるのに
なくてはならない情報です。

年齢と性別は、ターゲット層に合った受け入れやすいものを
考えてロゴを考えます。

最後の使用範囲とは、
名刺、封筒、サイン(看板)、車両・・・
どういうところで使うかを想定して、
大きい場合でも小さい場合でも見やすくわかりやすく
伝わることを前提にデザインします。

 

ロゴの作成

イメージが固まってきたら、
手描きでラフデザインを考えていきます。

有名なデザイナーさんでも、
一つのロゴ制作で案を100通りくらい考えると聞いたことがあります。

いろんな角度から使う場合を想定しながら
できる限りのラフ案を考えてみてください。

 

有名なロゴは商標登録されています

商標登録という言葉は聞き慣れていると思いますが、

実際には商標権発生までの手続きのことをいいます。

商標登録とは、特許庁が行う商標権発生までの行政手続のことです。
特許庁へ商標登録出願をし、出願された商標が登録することができるものかどうかの審査を経て、商標登録原簿に設定の登録がなされた時点で、商標権が発生します。

商標調査で審査を通っても他のロゴと類似していると
そのイメージを払拭することはできなくなりますので、
ロゴの作成は調査や慎重さも必要になりますので、十分ご注意ください。
とはいえ、自分のお店のロゴは夢を膨らませながら作成して欲しいです。